ワーママになって一年経って思うこと
専業主婦からワーママになってちょうど一年が経ちました。専業主婦と、ワーママとどっちが大変?なんていいますが、結論・・・どっちも大変です
専業主婦時代とワーママになってからの生活、どう違うのかまとめてみました。
専業主婦時代
働いてないんだから家事をしっかりしなくちゃの呪い
専業主婦はあんなに働いているのになぜ無償なんでしょうか。家族のために朝から晩まで全て家族のために心血を注ぐ毎日。自分の時間なんてごくわずかな時間。その時間さえ自由に好きなように使っていいはずなのに、働いてないから・・との自分への暗示に縛られ、好きな服や化粧品も我慢し、友だちとのランチでも値段をまずチェック。悲しいですね・・・
日々家族のために、洗濯に買い物に料理に片付け・・・名前をあげてもきりがないほどに次から次へとこなさなければならないタスク。そして、またもや働いてないから・・・との理由でタスクをさぼれない呪縛・・
別にさぼったっていいのに!しんどい時は家事をほったらかしにしたっていいのに!て傍から見たら思うんですが、それが私にはできませんでした。働いてないという理由で、家事を完璧にしないといけない。働いてないんだから、これ以上パパに頼ってはいけない・・と自分で自分の首を絞めていました。
育児をしながらの家事の大変さ
次男が年少さんで保育園に入園するまで専業主婦をしていました。子どもをみながらの家事。あれは相当優秀な社長さんでも無理!どっちもちゃんとやろうなんて絶対に無理ですよ!必ずどこかにしわ寄せが来ます。大変過ぎてパパに八つ当たりするなり子どもにイライラをぶつけちゃうなり、ストレスが食にいって太るなり・・・それほどに家事と育児を並行するって並大抵ではありません。完璧主義な人ほど辛くなってくると思います。
家事の効率を考えテキパキ進めたいにもかかわらず、そこに容赦なく邪魔をするモンスター(子ども)。何一つ家事が終わってないのに全てを放り出し公園に行かなければならない。公園なんて毎日毎日付き合ってられるかああああ!の心の叫びです。
ワーママ現在
仕事が息抜きでもありストレスでもある
私は子どもたちが学校や園に行っている間だけ仕事をしています。その離れた時間が子どもへの愛おしさを増大させ、お迎えの時なんて一日のうちに一番可愛く愛おしく思える時間です。それがあるから仕事も頑張れる。
仕事は大変だけど、仲の良い先輩や同僚と協力しながら仕事をこなし、愚痴も言い合い、大変だよねと共感してもらえる職場は私にとって息抜きにもなっています。
しかし上からの圧や、自分のミスなど引きずって家庭に持ち込んでしまうこともあります・・・やはり仕事なので、専業主婦時代にはなかったストレスを抱え、イライラをぶつけてしまうこともありました。
給料が入ることでメンタルが保てる
専業主婦時代の無償労働と違い、目に見えた形で入ってくるお給料。お給料があるのとないとではだいぶ精神面で違います。精神が安定します。
それはおそらく、働いているんだから、ランチはドリンクセットにしようかなとか、新しい洋服を一枚買おうかなとか、自分自身に対してのご褒美を当ててもいいよね!ていう気持ちに変化しているのです。
無償時代は全くなかった自分へのご褒美・・働きだしたことで自分が自分へ許しを出せたことがいかに大きなことか。ここは大変大きなメリットで、精神が落ち着いていることで、結果家族がハッピーでいられます。
常に時間に追われる
在宅ワークならまだしも、大体の方は決まった時間に出社が多いのではないでしょうか。いくら子どもたちに手がかかっていようが、就業時間に遅れる理由にはなりません。泣いてぐずる子どもをなんとか学校と園に連れて行き、会社には間に合ったものの、子どもにもうちょっと優しくしてあげればよかったとか、今朝の自分の対応を振り返ったりして・・・・でも朝は本当に忙しい!!頼むからぐずらず平和に行っておくれと前日の夜から思ってしまうものです。
帰宅しても疲れた体に鞭を打ち、子どもたちが寝るまでほっとする時間はほぼありません。独身時代の、仕事後の自由だったあの時間よもう一度・・・なんて思ったりもします。あの時はあの時で仕事がきつくて大変だったんですけどね・・思い出は美化されますね。
まとめ
どっちも経験してみて思うことは、どちらも大変であるということ。楽に生きている人なんてほぼいないと思いますが、人間を育てるなんて偉業中の偉業。どこでどんな状況・環境の中育てたって、子育てが楽だなんて人は一人もいないと思います。でもそんななかでも、本来は子育ては幸せで楽しいものであることを忘れず、子どもたちとともに成長したい。まさに育児は育自。
専業主婦であれ、ワーママであれ、子どもたちを守り育てながら、自分自身の人生も楽しんで過ごしていきたいですね。